家売りの女の子との出会い
それは6月のとある休日。散髪に行こうと美容室に向かっておりました。信号を渡ると看板を首から下げた若い女の子が「こんにちはー(ニコっ)」としてきました。
「住宅、興味ないと思うんですけど少しだけお時間もらえませんか?」
「いや、あそこの美容室行くんで」
営業って大変だなーと思いながら、簡単に会話を交わしてスルー。美容室に行きました。
家売りの女の子との再会
髪を切り終え、帰るために同じ交差点に向かったところ、さっきの女の子が。
「住宅、興味ないと思うんですけど、なんで興味持ってもらえないかだけ教えてもらえませんか」
と、相談形式で話しかけてきました。ちょうど信号も赤で無視するにも気が引け・・・大変そうだから受け答えぐらいはと会話を始めました。
「今、どちらに住んでるんですか」
「電車でいつも通われているんですか」
「家賃補助って出てるんですか」
「家賃それだけかかってるなら、近くに住んだ方がいいですよ」
という流れで、住宅を勧めてきます。「転勤族なので、ごめんね」と言ってもお構いなし。逆に、「お姉さん、わざわざ家買わないでしょ」って聞くと、「私買いますよ!」「今は、まだ若くて審査降りないですけど、メリットはたくさん知ってるので!」と本気か嘘かわからない返答。本気だとすると洗脳されているのかな・・・。
ちなみに「今日何されてたんですか」と聞かれたので、「美容室で髪切ってました」というと「さっきも髪を切にいくっていう方いましたよ!」って。。。
覚えてなかったんかい
そして営業所に連れて行かれる
ただ、それでも、ずっと看板を持って営業させられている女の子がかわいそうな気持ちになり、少し話に乗ってあげる気持ちになりました。青信号を3、4回逃した後、「マンションは買わないよ」と説明するも「事務所すぐそこなんで。本当にみるだけで大丈夫なので」と誘導されます。
道すがら「お姉さんの一番最初のゴールっていうか、会社に認められる成果はどこなの?」「営業所に一人でも連れて行けば大丈夫?」と聞きますが、「そうですね、まぁなんというか」と濁されます。逆に、「年収っていくらですか」と直球で聞かれました。
「仕事大変でしょ。今いくつなの?」と聞くと、4月入社とのこと。「なかなか売れないんじゃない?」と尋ねると「それが、もう5件も買ってくれた人がいて、みんな嬉しそうで私も嬉しいです」とのこと。これも嘘か本当か。本当に2ヶ月で5件売ったとしたらかなりのやり手です。
そして営業所に到着
「すぐそこ」の営業所は、駅の真反対で10分もかかりました。モデルルーム併設という営業所に入ると席に座らされて待たされます。「これは敵陣に入って、いよいよヤバイ」と思いました。女の子は、奥に入って先輩の営業の方に話をしている様子。多分私の住んでいるところや、勤務形態など説明しているのでしょう。
10分ほど待たされると、奥から髪をビチビチに固めたイケイケ営業マン(男)が登場。満面の笑みで「来店ありがとうございます!」と名刺を差し出してきました。そこですかさず
「あー・・・ちょうど待ち合わせの子が駅についたみたいで」
とスマホを握り締めながら演技。「ほんと少しだけでも」とか「お食事ですか?その後よかったら、お友達と一緒にどうですか」などと勧められましたが、適当に振り切って店を出ました。
これが話題のオー○ンハウス
最初「オー○ンハウス」って聞いたことありますか?」と営業の子が言っていたんですが、その時は気付きませんでした。後でよくよく考えたら、某有名芸能人がCMやってる「都会でも家がもてる」ってやつですね。
調べてみたところ、ガチガチの体育会系で、売れば営業マンへのインセンティブも大きく、社員はバリバリやる気になって働いているみたいです。今回の子も、やらされてるんじゃなくて、インセンティブのためにやっていたのかなと想像しました。それはそれで仕事に一生懸命でいいのかもしれませんが。
オー○ンハウスについては、住宅をパッケージ化して安く提供しているとかいい噂もあれば、狭小住宅を強引な営業で売る「プン族」という呼ばれ方をする悪い噂もありますね。調べると、入社後の合宿研修が、早朝マラソンとかいろいろあって大変という話もありました。
まとめ
とにかく、営業マンはやらされているのではなく、成績、インセンティブのために好きでやっているので、「かわいそう」とか「ちょっと助けてあげようかな」なんて気持ちは一切不要です。そういう気持ちは、持っていたいですけどね。何かを勧めてくる人は、その人の利益のためにやっていることを再確認できました。
「君子危に近寄らず」。無差別な営業マンの話に耳を傾けてはいけない。
特に「私は(僕は)、○○なので!」って言う人って主張激しくて結構やばい




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